【狭い・・・】
制作者:ふじわらかつひと
カラーバリエーション

昨今の格闘技ブームの中でプロレスは低迷していると言われている。
金曜8時に猪木やタイガーマスクを見ていた時代とは違ってきている。 テレビ放映はあるが深夜ばかり。マニアしか見ない→新規ファンが増えない と悪循環。

・細分化された団体
・スター選手の不足
などなど低迷の原因はいろいろあるのだが、一番の原因は会場に来た客を満足させられないことにあると思う。 もともと好きなので何度も会場に足を運んだことがあるが、何度もがっかりさせられた。 散々あおっておいて 乱闘→ノーコンテストとか 不透明決着とか むかつくことがある。 それでいて「次の後楽園ホールで決着だ!」などと宣伝を入れたりするんだが、 「次」じゃなくて「今」を満足させられないから客が来ないのである。 今満足していないのに、次への期待などするか。一度ならまだしも、 それを何年も続けているので、すっかり飽きてしまって「わざわざ会場に行っても損をするだけ」 というイメージがついてしまったのである。
すごい試合を見たり、驚くべきゲストが登場するなど、 期待以上のサプライズがあってこそ、次も行こうと思うのである。 どの業界でも言えることかもしれないが、
宣伝にばかり重点を置きすぎて本質を見失っている。

なんてえらそうなことを言っておいて、さて自分はというと、 次どころか今回の展覧会もどうしようかとあたふたしている状態。 ただ、見に来てくれる方には楽しんでもらおうという精神は変わっていない。 精神は変わっていないが制作時間がどんどん短くなっているかも・・・。
今月の作品は「狭い・・・」。2000年の「ケースに入れる」ということを コンセプトにした展覧会に出したものだ。二等兵にはめずらしく、 きっちりした規格に沿って制作した。たまにこういうものもあるからわざわざ足を 運んでくれるのかもしれない。

戻る