【シコシコセブン】
制作者:籠谷シェーン
シコシコセブン

「やいやい言うな、娯楽じゃボケ!」という展覧会を開いたときに 初心に戻って趣味で作ってるような作品を作ろうと心がけた。 この展覧会の前年、見に来た人に「これは美術としてどうか?何か違う。 私は作品を作ることで世の中が良くなっていくことを願って作るetc・・・」 とかなんとか言われ、だから「駄美術」と名づけているのに分ってもらえず、 頭の固い人にはほとほと困らされた。 結局2時間ほどその人と議論し、結論など出なかったのだが、すっかり疲れてしま い、 その時ふじわらがつぶやいた言葉が翌年のこの展覧会のタイトルとなった。
「やいやい言うな、娯楽じゃボケ!」全くもってその通り。

で、翌年制作したのがこの作品。タイル画作品を複数作ったのだが、めちゃめちゃ 楽しくて、時間を忘れて作った。何作か作るうちに、自画像みたいなのを作ろうと 思い立ち、今の気分「タイル画みたいな細かい仕事をシコシコ作る俺」を手テーマ に制作。どうせなら、同じものがたくさんある方がバカっぽいし、シコシコ感が 出るかもと思い、7点作り「シコシコセブン」と名づけた。 並べてみると異常な空気を醸し出し、こんなくだらないものを作ってお疲れさん、 と言いたくなる仕上がりになった。 これがはたして美術だろうか?深みはあるのか?
何を社会に訴えてるのか?
いや、これは・・・「やいやい言うな、娯楽じゃボケ!!」

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