【カタカタDX】
制作者:ふじわらかつひと
カタカタDX

無事、京都造形芸術大学でのレクチャー終わりました。とにかく初めてのことで、 終わってから「ああ言えばよかった」とか 「もっとこう言いたかった」とか 反省しまくりです。

レクチャー内容とさらに言いたいことをまとめると・・・

「美術と娯楽」というテーマだったんですが、結局、どちらもハッキリした定義が あるわけではなく、イメージで「美術は高尚なもの」「娯楽は低俗なもの」と 思ってる人が多いと感じる。ほんまにそうか? 僕が思うのは「娯楽」って人生を楽しくするものなんじゃないの?ってこと。 スポーツであれ、マンザイであれ、絵画であれ、人生を豊かに彩るものであれば、 それは「娯楽」といえるのではないか? つまり「娯楽」という大きいものの中に「美術」も含まれている。
「美術」が 「娯楽」よりレベルが高いなんてナンセンス。

大昔の貴族が画家に肖像画を発注したのや、北斎の浮世絵が大衆に受け入れられたの ってまさに「娯楽」やん。今の人間が勝手に「美術」として必要以上に崇めてるだけで。 モノそのものの価値とは違う価値観が生まれてるのかな。

野球のうまい人は野球をやり、歌のうまい人は歌を歌い、絵のうまい人は絵を描けば いい。
それで自分の人生や他人の人生を豊かにすることができれば、それでいいじゃないの。

「美術はこうじゃなきゃいけない!」なんて堅苦しく考えないで、楽しめばええと思うけどなあ。 もちろん我々の作品を見て「美術じゃない」と言いたいのはわかる。なぜなら我々も他人の 作品を見て「これは美術じゃない!」って思うことあるもん。ははは。美しくもおもしろくも ないモノ見たらそう思う。人に見せるんならなんかないんかと。 だから我々の作品を見てぜんぜんおもしろくない人(人生が豊かにならない人)は 「これは娯楽(美術)じゃない!」と言っても
いいのかも・・・。

さて今月の作品は「カタカタDX」。こどもが遊ぶ押し車にカーナビをつけて、 今どこを歩いているかわかるようにしたもの。二等兵史上最高の制作費だと思う。 しかも展覧会用と
テレビ(誰ピカ)用に2台制作した。

んで おもしろい?

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