【ジャパニーズホラーベア】
制作者:籠谷シェーン
ジャパニーズホラーベア

個人的に最近の耳障りな言葉として「キモ可愛い」と いうのがあります。
「気持ち悪いけれど、何故か惹かれる 可愛さがある。」という意味でしょうか。
同じようなものに「痛気持ちいい」とかいうのもあります。 なんでも安易に組み合わせたとしても、伝わればそれでいいと いうことでしょうか。日本人なら2つの相反するものが 同居する微妙な気分をオリジナリティのある言葉で創作 すればよいのにと思うのですがいかがでしょうか。 「ギンギラギンにさりげなく」とマッチが言い出した ころから乱れたのでしょうか、現在の
日本語は。

「キモ可愛い」があるなら反対の「カワきもい」とは 言うのを聞いたことがありません。一見可愛いが よく見ると気持ち悪い、というのも存在すると思うのですが。 たとえばサンリオのキャラクターのマイメロディとか。 なんの表情もないあのうつろな目。カワきもくないですか。

さて、今月の駄美術「ジャパニーズホラーベア」。
簡単に言うと、日本の怪談「耳なし芳一」のテディベア版です。 怨霊から身を守るために全身に「森のくまさん」をエンドレスで 書いたのですが、耳だけ書き忘れたため、引きちぎられ 持ち去られた様子を再現しました。
「きも可愛い」作品を目指したのですが、「カワきもい」に なってしましました。

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