【不良外人】
制作者:籠谷シェーン
不良外人

僕が小学生だった頃は、外人さん(主に西洋人)がすごく 珍しい存在で、京都や奈良に遠足に行った際、外人に 遭遇するや否や同級生達と「ハロー!ハロー!」と呼びかけまくり、 外人さんも嫌な顔せず答えてくれた日にはもう、すごく自分が国際的な 人間になったかのような錯覚に陥るほど、それは貴重な存在でした。 しかし月日が経ち、就職したてで東京にいた頃、
八百屋で野菜を 物色する黒人や、ラーメン屋で起用にラーメンをすすりながら TVを見てる外人を見たときに、なんとも自分の中で有難がっていた 対外人妄想がサラサラと崩れていったのを覚えています。 郷に入れば郷に従い過ぎなのもどうかなと。

さて、今月の駄美術「不良外人」。
子供のおもちゃに小さいビーズを並べてアイロンでプレスして いろんな絵や形にするものがあるのですが、それを用いて 作った作品です。そのビーズが入っている箱の作例が いろんな国の子供の形があり、インディアンと黒人とか かわいい白人とかもあったので、大人の僕が作るなら ちょっと不良の外人かなあ、と思いチャッチャと作ったのが これです。日本に来て
わるさをするイメージをチラッと見える 松の枝で表現しました。たまたま見に来た白人に
ウケがよかった のですが、何が面白かったのでしょうか。


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