【ぐれダルマ】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:ぐれダルマ

僕の中学生の頃、全国的に校内暴力というのが蔓延していて 通っていた学校もご多分に
漏れず酷く荒れていました。 学生服も丈が長く、異常に太いズボンのツッパリたちが
授業中でも廊下をうろうろしてました。そしてヘアスタイルは 何故かパンチパーマで、
ひさしというか、とさかというか、 前にせり出した髪型が主流でした。それは全然10代に
見えない おっさんぽいスタイルでした。 最近の若者のワルな人というのは
多様化しえるみたいで、 ずいぶんオシャレっぽくみえます。

全然関係ないですが、大学の頃に当時の学祭の模擬店で 何をしょうかと考えてた中で、
店員全員パンチパーマの店 というプランがありました。下っ端の店員役は昔のツッパリ風
とさかパンチで、店長は逆に、とさかやひさしの無い、 北島三郎のような丸いパンチにするということだけが決まってました。 なんとなく大将は、飾りではないパンチであることが
大物感が あるなあ、ということでそうなりました。しかし、本当にパンチパーマを
あてるとなると、やっぱり些かの抵抗もあり、企画倒れになりましたが。

さて、今月の駄美術は「ぐれダルマ」。 ダルマというのは悟りを開くために、じっと忍耐強く
修行を続けているという シチュエーションであるのですが、このダルマは、あまりに退屈な
修行に 嫌気がさして不良化した、気の短いダルマです。まだまだ若造なので
ヘアスタイルはとさかヘアーです。修行はしてるが「やんのか、コラァ!」 と、凄んでみせる
やんちゃオブジェです。

戻る