【ポケット大奥】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:ポケット大奥

昔から僕はむっつりスケベだとか、喋るといちいちヤラしい と言われきました。本人はいたってノーマルなつもりなのですが マニアックだと思われ、変態と紙一重呼ばわりされたこともあります。 確かにエロ系雑誌のチェックは怠ると取り残されたような 焦りにも似た気分になるし、スポーツ紙の体験レポートの文体などは すぐにコピーできる自信はあります。クソの役にも立ちませんが。 ただ、作家として発表する作品でひどい下ネタ系のもは少ない方だと 思います。多分本気で そっち方面の作品を作り出すと 自分で客観的になれないくらい没頭し、かつすぐにネタ切れしそうだし また、他人が僕のすごく個人的な下事情を見せ付けられても そんなんオモロイか?とも思うのです。て言うかすごく安易やしね。 という訳でH系のネタは僕の心の中の密かな楽しみに取っておこう、 と言った感じでしょうか。

で、今月の駄美術「ポケット大奥」。現代に殿様(バカ殿)がいたら? というテーマで去年開催した展覧会に出品した作品の一つです。 もし今、大奥みたいな制度など作ったりしたら、女性差別と反対されてしまう だろうし、かといって殿様的には願望はあるし、といったジレンマを解消する グッズとして作ってみました。中身はエロ本のコラージュと、筆文字で 「若草山」とか「嗚呼」とか何か判らないけど、やらしそうな言葉が 書いてあるだけです。殿様にはこれを懐に忍ばせて頂いて我慢して もらおうという考えです。エロ系は作らないと思っていたのですが やってしまいました。作るのは楽しかったのですが、出来栄えは やはりプロにはかなわんなあ、と思いやはり自分は一エロファンであった ほうが向いてるなと思った次第です。   

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