【現実逃避まくら】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:現実逃避まくら

ここ最近TVも新聞も、なんでもかんでも値上がりで、非常にうっとうしい話題 ばかりですね。で、給料は上がるわけでもなし、僕の家の値段が上がる訳も無く これはマジで生活苦目指して一直線なのでは?と考えだすと普段の仕事の モチベーションも下がる一方。ああ、もう
辞めたい、しばらく旅に出たい、探さないで 欲しい・・・などと全てをほっぽり出して逃げたく
なります。 受験生の頃も、同じように毎日勉強しても、デッサンとかしても同じように、 こんな
ことしててもホンマに受かるんやろか?ああ、やっとれん、ちょっくら漫画(エロ)でも 読むか、お笑い番組でも見て気分転換するか・・・と横道にそれてしまい一日を 無駄につぶしてしまうことがしばしばでした。

ただ、同じ現実逃避でも、社会人になってからのそれはちょっと自暴自棄で 全てを失ってしまっても逃避したいイメージで、受験生の頃のは、より快楽へ 逃げていたと思うのです。どちらも現実逃避なので、どっちがマシとか言えない のですが、やっぱり若かった頃のほうが悩みの種類からして少し健全だったような 気がします。まあ、どちらも逃げてるわけで、全く
成長してないとも言えるのですが。

さて、今月の駄美術「現実逃避まくら」。2種類あって、それぞれ「ネガティブ」と 「ポジティブ」があります。前者は全て投げ出してしまいホームレスになった気分が味わえます。 道路を
枕にする疑似体験です。もう一方はややこしい現実から逃れて、お花畑で
かわいい動物たちと夢心地で眠りたい、ウフフッ・・・みたいなかんじ。
本当に全てを投げ出す前に自分のタイプに合わせて、こんな枕で一眠りされては
如何でしょうか。

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