【高齢ロッカーの為の手押し車】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:ハイテク御用

団塊の世代と呼ばれた人たちが定年を迎える昨今、 それら老人やシルバー層と呼ぶには
ふさわしくない元気な リタイア組に向けた商品が巷を賑わしています。 若い頃は買えなかった往年の名車やバイクにはまる人、 積極的に海外へ旅する人、田舎暮らしを始める人、 そんなセカンドライフを充実させるあれこれが大きな マーケットになっているとのこと。

実際今の60歳前後の人は若い頃、ビートルズやストーンズに 触れ、スポーツもテニス、
サーフィン、スキー、食べ物もインスタント 食品が出始めるなど、戦後日本のあらゆる価値観の変化を体験した 人なわけで、僕が子供の頃近所にいたお爺さんお婆さんのような 杖を
ついて歩いたり、道端で日向ぼっこをするステレオタイプな老人 イメージに重ねて見ることが出来ません。 なにかもっとギラギラしてるような、ご隠居などと呼ばせないような 中年の
延長のような風というか。 では今40歳の僕達は定年後はどうなんでしょうね。
バブルを経験した世代みたいな言われ方をするのでしょうか。
元新人類?どっちにしてもろくなもんじゃなさそうな。
おニャン子クラブのメンバーを言える70歳など想像したくないものです。

で、今月の駄美術「高齢ロッカーの為の手押し車」。 元ロックンローラーが老人になったとき散歩の補助的に使う 手押し車をイメージして作りました。チンタラ歩いている歩行者を
威圧する中指を立てたfuckなシンボルと、ゴージャスな豹柄の座面。 ハードなレザー仕様とスタッズ。いつまでもロケンロール魂を失わない ご老人にオススメです。

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