【テディかに】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:テディかに

テディベアを作品のモチーフによく使うのですが、何故かと理由を 問われると、単純に可愛いからと答えています。 より詳しく言えば、誰でもが感情移入をしてしまう、可愛さの シンボルのように捉えることが出来る対象だからです。 それゆえ、ネタにしやすいので
安易に作品化しております。 あの可愛いクマちゃんが!あんなことやこんなことまで!
と想像していくと際限なく妄想が拡がっていくのです。 あと、作品化する思考のパターンで、「それがあり やったら、これもありちゃうの?」という発想がベースになることが
多々あるのですが(下手したら8割くらいそれかも)、 今回もそれで、「べアあるんやったら、
○○あってもええん ちゃうか?」でやってしまいました。

で、昨年の個展「かに展」に出品した「テディかに」です。 かにをテーマにした展覧会だったのですが、せっかくなら 多くの人から愛されるテディベアをかに化しようと試みました。
かにの特徴である、はさみ、飛び出した目、8本の足をデフォルメし、 かに色の生地で
こしらえてみました。 本当なら中身に綿ではなく、かに味噌でも詰めたかったくらいです。
仕上がってみるとどうでしょう、全然可愛くないわけです。
このようなヌイグルミに感情移入はやっぱ無理ですかねえ。

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