【ひきこもりダルマ】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:ひきこもりダルマ

もう一般的な言葉になった感がある「ひきこもり」や「ニート」。
昔はそんな言い方しなかったような気がして、じゃあどんな呼び方 してたかなあと考えると「ごくつぶし(穀潰し)」とかだったような。 それと比べると随分オシャレ感がアップした呼び方で、オブラートに 包んだようで、なんと世間は優しくなったものだと思い知らされます。 しかし「穀潰し」とはすごい言葉で、ただ飯を食うだけで何も生産性 のないことを言うのでしょうが、酷い言われようですな。
これって見方を変えれば、飯を食えば当然出すモノを出すわけで、 言い換えをするなら
オシャレ方向でなく「くそひねり(糞ひねり)」とか。
ちょっと横文字的すると「ウンコマシーン」などでしょうか。
少し絶望的ですね。呼ばれた日には。

さて今月の駄美術「ひきこもりダルマ」。つらい修行に耐えかねて
僧衣の中にひきこもってしまった内向的なダルマです。
以前紹介した「ぐれダルマ」の方は修行がつらくなって、 はけ口がツッパリ方向へ
向かったダルマでしたが、こちらは内にこもる タイプのダルマ。ご飯のときくらいしかチャックを開けて外界と接触すること が無い、まさに「穀潰しダルマ」をイメージして制作しました。

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