【Aさん包装紙】
制作者:籠谷シェーン
Aさん包装紙

小学生の高学年になった頃から、深夜ラジオを聞きだし、 大人の世界に首を突っ込んだ
気になっていました。
関西ローカルですがMBSのヤングタウンなどはほぼ毎日聞くマセガキでした。
当時はがきコーナーで「豊中市の匿名希望さんからのお葉書です」 などというのを聞くと
「いろんな所に同姓同名がおるねんなあ…」と 各地の「とくめいきぼう」さんの存在を
信じ込んでおりました。
程なくそれは思い間違いであるのに気付き、穴があったら入りたい気になりました。
それと他にペンネームというのも意味が分からず、所謂その人の 周りで成立している
あだ名の事だろうと勝手に思っていたのです。
「夢見るこぐまさん」とか「まっちゃんLOVEさん」とか・・・自分がそんな風に 呼ばれたら
いややわー、とちょっと勝手に気恥ずかしく思っていたのです。

しかしハガキで自己主張したい人なのに、匿名にしたり仮の名を名乗るというのは どういう
心境なのでしょうね。違う何者かになった方が素直に言いたいことが 言えるからなので
しょうか。某巨大掲示板などはその最たるものですね。
かく云う私もシェーンとかほざいているので人のこと言えないのですが。

さて今月の駄美術「Aさん包装紙」。この夏に大阪の雑貨店&ギャラリーのオソブランコ さんで複数のクリエーターさんがA3サイズの中でレトロ印刷を使って表現をするという
グループ展に出品したものです。一部伏字の匿名感を出して「A」つながりで著名人を
A3サイズの包装紙に仕立てた作品です。良く考えたらロック界のビッグなあの人は
「A吉」でなく「E吉」でした。この場を借りてお詫びします。
ちなみにこの作品はいっぱい余っていますので秋の展覧会にて販売予定です。ヨロシク!


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