【未完の大作】
制作者:ふじわらかつひと
現代美術二等兵 未完の大作

みなさんは「ゲルググ」って 知ってますか?

東南アジアの果実のような、見知らぬマイナースポーツのような奇妙な名前ですが
いわゆる「機動戦士ガンダム」に登場するモビルスーツ(ロボット)のひとつです。

この“ゲルググ”。二等兵ふたりには違う意味合いもあります。

ガンプラブームの絶頂期に中学生だったわれわれは、
模型好きのバイブル「ホビージャパン」を 読みあさっていました。
そこにはいろいろな模型の作例(上手な組み立て方や改造例)が 紹介されています。

今でも大手メーカーが出している商品は、形状がパーフェクトと思ってる人が多いのですが、
もともと現実にありもしないアニメのロボットを商品化するわけですから、
完璧なものではありません。
金型の抜けの方向やコストによる省略部分なんかもあったりして、多少ゆるかったり、
不恰好だったりする部分があるのですが、ホビー誌のモデラーさんたちは 
「太ももを2ミリ伸ばせばスマートに!」とか、
「肩の取り付け角度を変えるといかり肩でカッコいい!」とか実践して見せてくれるわけです。

「1/144ゲルググ」というプラモデルの作例では、そのままだと顔がちょっと太いので、
顔の左右パーツを接着する前にそれぞれヤスリで削って 
細身の顔にした方がカッコいい!というのが載ってました。

さて時は流れて大学時代。
予備校時代にいた女の子と そっくりな女の子が後輩として入学してきました。
そっくりだけどちょっと顔は細身。
それを見た籠谷は「あの子 ○○さんの“ゲルググ”みたいやな。」…
!!
頭の中でシナプスがビビビとつながりました。
ああ そうだった! ゲルググって 顔幅を縮めたんだった!!
なぜそんなことを覚えてるのか!?

数年後 そんなふたりが「人間なんて」を歌いながら 学祭の模擬店を破壊して回ることに
なろうとは知る由もありませんでした。。。

それ以来、顔幅が狭い・目と目の間が狭い人は“ゲルググ”と分類するようになりました。
二等兵から言わせると トップアイドルグループの第1位の人も“ゲルググ”です。
もうちょい幅があってもいい。

さて、そんなプラモ好きの二等兵がお贈りする今月の作品は「未完の大作」。
ミロのヴィーナスの 発見されていない手を別パーツにして、プラモ化してみました。
これが発売されたら、また更にかっこよくなるように改造されるのでしょうか?


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