【ヴィーナスジャック】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:ヴィーナスジャック

今年は活動20周年ということもあり、過去の作品に関して、解説を求められたり、
まとめる機会が増えました。ただ非常に困った事に、そもそもどういうつもりで
作ったのか分からない作品が何点もあり、説明のしようがなかったりします。

代表作である「こけしアレー」などは、「20世紀」というテーマを頂いて、
現在巷にあふれる中途半端グッズの近未来版みたいなことを想定してイメージを
ふくらませたのですが、全ての作品にその様なそれらしいストーリーがあって
作られるわけではないのです。「手が動くままに作った。」「突然タイトルが
ひらめいて、それに合うように作った。」とか「疲れていたから覚えていない。」
「むしゃくしゃして作った。」等、後半のそれは凶悪犯罪の理由みたいで、実は
動機においては近いものがあるのかも、と思うと慄然としてしまいます。
たまたま衝動を駄美術に変換しているだけなのかもしれません。
などと、恐ろしい事を書いてしまいましたが、極端な喩えなので忘れてください。

というわけで、今月の駄美術「ヴィーナスジャック」。
展示中の巨大ヴィーナスの中から、占拠していたヴィーナスが銃のようなもので
威嚇しております。下ではメガホンを手に説得するヴィーナス。
恐怖のあまり泣き出すヴィーナス。。。なんと忌まわしい場面でしょう!
って、なんなんでしょうか、これ。
全く何故こんなものを作ったのか意味の分からん作品のひとつです。

変な願望があるわけではございません、信じてください!

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