【THE ヤッくん】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:THE ヤッくん

世間では引き続き「ゆるキャラ」ブームで、今も続々と生まれてきてますね。
いろいろあるキャラクターの中でいかにもな「ゆるキャラ」を作ろうとして
出来た、努力の賜物のような「ゆるキャラ」が存在するのですが、
一生懸命 ゆるく見えるように作るってどうなの?と思うわけです。

昔の「ゆるキャラ」は地方の役所の担当の人が地元のデザイナーなどと、
それ こそ真剣により良いキャラクターを生み出そうとしていく過程で、
不幸にも どこかで間違えてしまった隙だらけのキャラクターを
そう呼んでいたと思うの ですが、
作為的に作ったのが見え見えなのはいただけません。
ゆるさを狙って その範疇のなかで完成度の高いプロの仕事は、もはや「ゆるキャラ」ではなく
「マジキャラ」と呼んだほうが良いのではないでしょうか。
かく言う僕たちの作る駄美術も「ゆるい、ゆるい」と
パンツのゴムのように 言われるのですが、
「いや、実際狙ってゆるくしているのです!」と答える ようにしています。
作品によって、ゆるさ加減を変えて、より伝わるように 拵えているのです。
めっちゃエラそう?へたくその言い訳みたいでしょうか。

てなわけで今月の駄美術「THE ヤッくん」。
「美術のクスリ」というグループ 展に出品した「マジキャラ」です。
以前も紹介した坐薬をテーマにいろいろ作 った作品のひとつです。
「ぢろう(痔ろう)くんを救うために自ら虎穴に飛び込む 正義のキャラ」
というストーリーを想定して真面目に作ってみました。


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