【終の棲家】
制作者:籠谷シェーン
現代美術二等兵:終の棲家

3月は春からの入学や就職、異動のシーズンの手前で
新生活の準備期間ですねー。家電量販店やデパートなんかに行くと、
そんな人たち向けの商品で溢れていてフレッシュな気分になれて
見て回るだけでもちょっと気持ちが盛り上がるので割と好きなシーズンです。
なんでしょうか、いろんなモノがまっさらに一新されるのが
ちょっと眩しい感じ、そんなものに惹かれるのは
もうオッサンの証拠なのかもしれません。

異動といえば以前単身で広島に3年ほど赴任したことがあるのですが、
部屋探しの時に提示されたのがワンルームで大体が6畳から8畳くらいが
ほとんどでした。その中に一件だけ11.5畳というのがあり、これはいい!と
広さだけで即決したのです。
で、住み始めると布団の回りに手の届く範囲で必要なもの達が配置されて、
実際に生活しているスペースは3畳ほどで残りは何も無い通路状態でした。
まあ、一人の人間が必要なスペースってそんなものかあ、
と当時は納得していたのですが、それは己のそれまでの
住環境が露呈していただけなのかもしれません。

さて今月の駄美術「終の棲家」。例の家庭のお邪魔虫Gさんを
ホイホイ捕まえるトラップを「終の棲家」として見立てた作品です。
それならせっかくなので、仕様プランとしてログハウス風や
コンクリート打ちっぱなしを提案したり、完成予想模型に
してみたりしました。暖かくなりだしたらお目にかかる機会も
増えるので、是非ともこちらに安住して頂きたいと思うのです。


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