【鳥居ーゼル】
制作者:籠谷シェーン
鳥居ーゼル

10月末から開催のロンドンでのグループ展「Kawaii展」において会場である大学で
学生に向けてのレクチャーとシンポジウムでプレゼンという柄にもない
晴れがましいことをしてきました。二人とも恥ずかしいことに英語力ゼロ。
学生時代にもっと英語を勉強していたら…と思いつつも、もし英語が出来ていたら
多分芸大など行かなかっただろうとも思うし、そうだったらこんな有難い話も
なかった訳で、なんとも複雑な思いでありました。
もちろん両方とも通訳の方が付いて下さり無事終えることが出来たのです。
が、今回非常に思い知らされたのが僕たちの作品の解説っていうのが、本当に
どうしようもなく翻訳しにくい!「獅子舞がEXILEのダンスを踊っていて、
で、タイトルが…」とか「ダルマが修行に飽きて不良になって髪型がリーゼント に…」とか。
こんなん訳したらストレートに伝わる訳ないやろうと。
まず「獅子舞」という日本の正月の神事がありましてー、から始めんとアカンのです。
もう「この作品はなぜ面白いかと言いますとー、」という最悪の解説をするはめに
なったあの感じです。
元々個人的な思い付きやこれまでの経験やツッコミをもとに作っているので、
そんなもん外人に伝わるかあ!と思っていたのですが、シンポジウムではなんと
意外と受けたのです。多分通訳さんの翻訳が良かったのでしょう。
通訳さん 有難う!
実は僕たちのしゃべった事と全然違うイングリッシュなジョークを言う てたとしたら
ショックですが…。

と言うわけで今月の駄美術は「鳥居ーゼル」。鳥居の形のイーゼルに絵馬の形の
キャンバスが乗っています。見たままの作品なのですが、こりゃ世界に伝わらんわなぁ。

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