「「ART」でメシが食えるか?」
スターウォーズの新作の映像が発表された~!この歳になってまでスターウォーズを楽しみにすることになるとは
子どもの頃は全く思ってなかったな~。
しかも発表されたらすぐにネットで何回でも見れるとは!
SYスクリーンアワーって映画の予告を放送する番組が好きで、毎週土曜の朝に
早起きして見てた。
一作目(エピソード4)の予告を見たときは衝撃やったな~。
ファルコン号の4連レーザー砲をガンガン撃つシーンとか未だに鮮明に覚えてる。
調べてみたら日本の公開は10歳の時みたいやな。
その予告を見る前に、おもちゃ屋で売ってた人形が、なんともかっこよくて、
なんのキャラか全く知らずに「ダースベーダー」と「ストームトルーパー」を
買うてもらった。
ミクロマンと一緒に遊んでて、あとになって
スターウォーズって映画のキャラってことに気が付いた。
全くストーリーを知らんのに、ただかっこいいからという理由で子どもが欲しがるって、
いま思うとすごいな。
で、今見てもとにかくかっこいい。
30数年前にこれをデザインしたって、ほんまにすごいわ。
これやな。ARTに無いのは。
なんか知らんけどとにかく欲しいと思わせるインパクト。
普遍的に素晴らしいと思わせるデザイン。。。
ARTってなんか目につくのは、ただ奇をてらって好き勝手やってるだけみたいなもん
ばっかりで、 なかなかすごいなあと思うものを見いひん。
なんやろな ART。。。
なんか愚痴になってきたな。
さて今月の作品は「『ART』でメシが食えるか?」。
ジャコメッティ氏の名作彫刻をモチーフに、言葉通り、メシを食うための道具「箸」に
落とし込みました。
「ART」でメシを食いたいというあなた!これで食べられますよ!
「脱ぎ捨てこけし」
世間でも会社でも「今まで通りのやりかたでは成長は期待できない。」「新しい事をやっていかねばならない!」と、もうそれはそれは強迫
まがいに言うてます。
なんなんでしょうね、新しい事ってのは。何かそのジャンルで
金字塔を打ち立てた人が新しい事にチャレンジをしてる上での発言なら
まだしも、何かを成し得たという訳でもない中途半端な人が、
その事実を隠ぺいしつつ上から目線、ポジションをキープする為に
言うてる輩が多い気がするのです。魔法の言葉ですな。保身の為の。
イチローが野球を引退して大相撲に挑戦!とかが当たり前に
なってきたなら信じてみようと思うのですが。。。
さて今月の駄美術は「脱ぎ捨てこけし」。
こけしが胴体の花柄部分を勢いよく脱ぎ捨てています。
「いつまでもお飾りじゃないのよ!」殻を打ち破ったこけしの成長した姿を
見せつけています。少し眩しい気分で僕は目のやり場に困ってしまいました…。
って何言うとんねん!
と、今までのやり方で今まで通りの作品です。
「床の間ターゲット」
何回覚えても 「水卜アナ」って すっと読まれへんなあ。。。
そう思ってたら
その理由がわかった!
その人が出てる番組を見たことが無いんやった。
つまり 他人からその人が「みうらアナです。」と紹介されたり
呼ばれたりするのを 聞いたことが無いんやわ。
ネットで字面はよう見てたけど 音声で入ってきてないんで
読み方を覚えられへんのやった。
逆に 音では聞いてるけど どう書くのかわからんのもある。
職場でラジオを聴いてるんやけど、その中で
カナブーンやら ゲスノキワミオトメやら オカモトズやら
いろんなバンド名が 言われてて、聞いてはいるけど
どう書くのか どんな人らなんか まったくわからん。
“おニャン子クラブ”や“シブがき隊”のようにひらがな・カタカナ・漢字の複合か?
“GReeeeN”のようなトリッキーな表記か?
“つのだ☆ひろ”のように ☆がはさまってるのか?
まったく わからん。
まあ 知ったところで すぐ忘れるんやろうけど。。。
さて今月の作品は「床の間ターゲット」。
ひらがな・カタカナ・漢字複合の 日本語ならではのネーミング。
民芸テーマの展覧会に なにか掛け軸を描きたいなあと 壁に貼ってあるもので
和室に無いものをチョイス。
せっかくなんで 墨汁で毛筆用の筆で描きました。
☆を挟んでもよかったかな。
「RIKIサック」
最近耳にする言葉で「マイルドヤンキー」なるものがあります。
何を指すかというと「地元志向が強く、郊外や地方都市に住み、低収入で、
ITへの関心やスキルが低い、小・中学校時代からの友人関係を続ける、
「できちゃった結婚」の割合が高い、子どもにキラキラネームをつける、
喫煙率や飲酒率が高い等々の傾向がある「消費の主役になりつつある新保守層」
しかも「マイルドヤンキーは大きな消費層になる可能性を秘めており、
日本経済を牽引していく存在になりつつある」だそうです。
ってなんだか褒めてるのか、けなしてるのか。
僕の中学の頃はマイルドなどでは無く、それはもう「ストロングヤンキー」
と言っていいほどのガチでヤクザまがいのクラスメイトがごろごろ
いたのですが、きっと彼らも今では上記のマイルドな人々になってる様は
妙に想像しやすく、まあ、あながち間違いでもないなとも思うのです。
只、なんでもカテゴリーに分けて、消費者や市場を分かった気でいれるなんて
マーケティング系の人は気楽だなあ、とも思ってしまいます。
さて今月の駄美術「RIKIサック」。あのVシネマ界のストロングヤンキー
竹● 力さんのご尊顔がプリントされたリュックサックです。作品名は「力作」と
ひっかけています。
夜の帝王がハイキングに出かけるとき、背負ってほしいのはタトゥーではなく
こんなリュックです。
※実際の作品には黒目線は入っていません。
「826号機、合体だ!」
最寄駅まで自転車で行ってるんですが、駐輪場に
自転車整理のためのおじいさんがいて、ふたりが交代で担当してる。
ひとりは いつも元気で 挨拶のほか 世間話なんかも少しするおじいさん。
もうひとりは あまり元気がなく、かろうじて挨拶する程度のおじいさん。
ある日、元気がないおじいさん(と 勝手に呼ぶけど)の日で、
いつもより自転車が少なく感じたので
「なんか今日 少ないですね」と話しかけたら
「違うんだよ」と…。
「1列に26台 入れないと 入らないんだよ。あいつはぜんぜんやってないから。」と。
つまり 元気がないおじいさんは このスペースにどうやったら
たくさん自転車を置けるか考え、導き出した答えに向かって黙々と
作業をしていたプロフェッショナルだったのだ。
きちんと整理しているから たくさん自転車が停められ、
少ない台数に見えたのか。
思い起こしてみれば 元気なおじいさんの方は ぎちぎちの駐輪場で
「ん~と もうここに停めちゃって!」と
通路にどんどん自転車を溢れかえらせていた。
人は見かけによらないなと この歳になって 改めて再認識したのでした。
さて 今月の作品は「826号機、合体だ!」。
ジグソーパズルのピースを 変形メカに見立てた空想の産物。
プロフェッショナルどころか アマチュアの域にも達していないこんなモノを
作り続けて20数年。。。
とりあえず 元気だけは出していこう!
「貝合わせ『残り香』」
貝って美味しいよね!野菜や果物には正直あまり美味しくないものも
あるような気がするのですが
食べれる貝にはハズレ無し。なんという優良食べ物。
煮てよし、焼いてよし、生でもよし。更にダシになっても
他の素材を引き立てつつ、しっかりした旨みを醸し出す。
もう、食のアベレージヒッターであり、エースストライカー。
おお!貝よ!無理やり文字を埋めてたら益々焼きハマグリとか
サザエのつぼ焼き食いたくなってきた!ミル貝バイ貝マテ貝。。。
と言いつつとりあえず「だしむすび」のあさりだし味を
ごはんにふりかけ、貝の乱れ食いをいつの日にか、と妄想するのです。
さて、今月の駄美術は「貝合わせ(残りが香)」。
平安時代から伝わるやんごとなき人がするお遊びが「貝合わせ」。
そもそもは非常に情緒あふれる複雑なルールだったようで
その辺はウィキペディアをご覧ください。江戸時代にはトランプの
神経衰弱みたいに遊んでたみたいですな。
しかし日本人の貝好きは年季が入ってるのか、食べた後の
貝殻まで遊び道具としてリサイクルするなんてなんとエコなんでしょう!
きっとその中には、この作品のように取りにくい貝柱をつけたままの
貝合わせもあったことでしょう。その残り香で飯三杯はいけたことでしょう。
そんな事を思いやりながら作った駄美術です。
「タモリCRAB」
健康診断に行くと もう数年前から ずっと
尿酸値が高いと 指摘されてます。
んで 2次検査というか 経過検査のような形で
健康診断をしたクリニックに 再度行って
薬を処方してもらって 毎日飲んでました。
毎回 2か月分 出してもらって、無くなるころに
また検診に行くということの繰り返し。
でも 毎朝って けっこう飲み忘れることがあって
60日分の薬でも 飲みきるのに70日くらいかかったりする。
で、それから検診に行ったりすると、カルテ上は
「もう薬が無くなって10日も経ってる!」って
思うみたいで、ある日「ここが 来にくいんだったら
近くのクリニックでも薬は 出してもらえるので」と
半ば さじを投げられたような感じでお叱りをうけた。
んでまあ 素直に勤め先の近くの病院に行って
経緯を話して、これと同じ薬をくださいって言ったら、
先生が「その薬 古いよ。」って!
横にいた看護師のおばちゃんも 失笑みたいな感じ。
いまはもっといい薬があると処方してくれたやつを
毎日飲んで、2か月後に再検査したら あっさり
尿酸値は下がってました。
おおお~い もう3年くらい飲んでたぞ、古い薬。
あのクリニックでは いまだにあれを処方してんのかな。
セカンドオピニオンって 大事ですね。
さて今月の作品は「タモリCRAB」。
『かに展』というカニがテーマの個展のときのもの。
カニは大好きなんですが、尿酸値の関係で もう食べれないのです。
ううう。
「Sorry湯呑み」
よく巷で耳にするじゃないですか。「アートを気軽に買おう」とか。
もともとその物言いには違和感を感じとったのですが、
やっぱりよくよく考えても俺は無理やな。アートを気軽に買うやなんて。
だいたい実用性とか利便性もないような、どこかの誰かの
思いの詰まったものを、ましてやそう安くない値段のものを
気軽に買うやなんて無理無理。
ようよう考えて買うのが普通屋と思う。
きっと呼びかけてる人たちは俺のように財布にいつも
MAXで5千円程度しか入ってないオッサンなど
相手にしてへんのかも知れんが。
気軽に10万とか遣う人対象なんやろな、きっと。
まあ、そんな人はアート市場活性化のためにバンバン使ってください。
さて、グチグチ書いてしまいましたが、今月の駄美術「Sorry湯呑み」。
寿司屋でよくある魚の種類が書いた湯呑に悉くSOLD OUTの文字が。
行列の出来るような寿司屋の嫌味な湯呑を想定して作ってみました。
しかもこの湯呑1個2000円で売ってます!
駄美術市場活性化のために是非!
「長距離用」
勤め先(都内)の近くに北海道のアンテナショップがあって
けっこういろんなもんを売ってる。
食品やら雑貨やら。
で 二等兵作品で木彫り熊を たびたび使うので
売ってるかな~と 見に行った。
北海道みやげを代表するというか、日本のみやげとして
まず頭に浮かぶあの木彫り熊。
「木彫り熊ありますか?」という俺の問いに 店員のおばちゃんは
「う~ん ここには ないね~。でも あそこにあるよ。
ほらほら 阿寒湖!」
うん それ知ってる。。。
“ほらほら”や ないねん。
親切心の規模も スケールが違います。
「アリガトウゴザイマシタ。。。」
かたことの挨拶を残して その場を去りました。
その店は しょっちゅう前を通りますが
それ以来 入ったことありません。
あのおばちゃんは まだいるのでしょうか?
さて今月の作品は「長距離用」。
例によって人生ゲームのコマネタです。
ゲームの中だけでも ジャンボジェットに乗って ささっと
北海道に行ってみたいものです。
木彫り熊を買いに。
「モテモテ先輩の卒業キャンペーン」
3月ということで卒業シーズンですね。最近の
制服はブレザーが増えてしまい、最近はもう誰もしなく
なったのでしょうか、卒業式で憧れの人の制服の第2
ボタンを
もらうという行為。
その昔、斉藤由貴もそんな内容を歌ってましたな。
中学、高校と詰襟の制服だった僕は卒業式に奥ゆかしい
女子生徒から第2ボタンをねだられるのでは!?と思い
前夜はドキドキしていたことを此処で打ち明けます。
もし第2ボタンを渡してしまい、家帰ったら、おかんに
何言われるかなあ、冷やかされても鬱陶しいなあ、ボタン
の
スペア持って行っといた方がええんかも。。。
などと悶々としていたわけです。
いざ、当日になると奥ゆかしい女子など現れることなど無く、
そんな風習、都市伝説みたいなものだろうと自分に
言い聞かせて心の中で慰めもしたのですが、卒業式が終わる
ころに第2ボタンが無いやつがおるのです。これが。
気にするもんか!と当時は思っていたのですが30年も経って
ネチネチ思い返すとは我ながらしつこい中年になったなあと
感慨深いのです。
さて今月の駄美術「モテモテ先輩の卒業キャンペーン」。
きっとクラスやクラブの人気者の先輩は第2ボタンの争奪戦も
激しいことでしょう。そして、そんなモテモテな先輩なら
日頃のご愛顧に感謝を込めて、こんなことをするのでは?と
思い作ってみました。第2ボタンがたくさんぶら下がっていて
紐つきのクジになっています。そしてなんと特賞はハワイペア
旅行が
当たります。
羨ましいぞ!チクショー腹立ってきた!
「トランスフォームで2マス進む」
ええい やることがたまってきた。
仕事の作業もそこそこあるけど、 手が遅いんで
けっこう時間がかかるし、ワンフェスってイベントに
オリジナルのキット出したいし、結構ハード。
こどもが寝てから 夜中に会社に行って作業をしたりするけど
ついついBGMがわりのyoutubeの選曲に時間かけたりして
なにをやってんのかと。。。
ちなみに今日はデーモン閣下のカヴァーのミックスリストです。
そんな中、こないだちょっとお願いしますと頼まれて
安請け合いしたアンケートが
すっげー分厚い用紙の束やった。80Pくらい。んー。
なんでこのタイミングやねん。
ガンプラのジオラマもつくりたいネタがたまってるんやけど
二等兵としての作品も たまたま つくりたいもんが思いついて
スタンバイ中。
さてどうしたもんか。
でも どういう状況でも
この「つくりたい」という欲望が湧いてくるのは
我ながらすごいな~と 他人事のように感心してます。
本来 アートって そういうもんかもね~。
さて 今月の作品は
「トランスフォームで2マス進む」
毎度おなじみ 人生ゲームのコマが変形ロボになって
ガンガン進んでいくというもの。
人型になる前に 一旦“ガウォーク状態”を はさみます。
とにかく
自分自身、トランスフォームしてスピードアップしたい!
間に合わん!
「流鏑馬オルゴール」
新年明けましておめでとうございます!
昨年は活動20周年明けの年で、多分だらけてしまって
特にトピックスのない1年になるだろうと思っていたの
ですが、おかげ様で予測を上回る目まぐるしい多忙さで
終えることが出来ました。年末に二等兵関連の仕事が
一通り済んだ時には思わずYOUTUBE 見まくりナイトと
銘打って一人打ち上げをしてしまったほどです。
皆様本当に有難うございました。
振り返ると昨年は忙しいからかなんなのか
忘れ物がひどかったように思います。展示の搬入の
ときには毎回のように何か忘れ物をして、やらなくても
よい雑用を増やしてしまい、いつも反省と後悔をしています。
それが近頃では1個忘れるレベルではなく、何を思ったか
ほぼ手ぶら状態で搬入に挑んだり、段取りごと頭から
消えてるのかも、という位ひどい忘れ物もあったりします。
展示予定の作品を持ってくるのを忘れたこともありました。。。
しかも、どうにかこうにか設置を済ますと、反省や後悔
することすら忘れてしまうという体たらくです。
もはやこれは耄碌と呼んでもいいのかもしれません。
さて今月の駄美術「流鏑馬オルゴール」。
メリーゴーランドが回るオルゴールの馬を部分を
流鏑馬をしてるように改造した作品です。
チープな音楽にのって回り、上下するのですが、
制作途中で重大な間違いを犯していました。馬を取り付ける
ときに向きを反対にしてしまったので、肝心の流鏑馬が
逆回りをしています。しかもギャラリーに設置して指摘されて
気づきました。これはもうあかんかもしれません。